肩を回すだけじゃNG!【セルフケア新常識】
こんにちは!
トリケラトプス整体院 院長わきたです!
今回は【姿勢と視覚の深い関係】という事テーマでセルフケアの可能性を広げていきたいです!✨
「見る力」があなたの姿勢をつくる
私たちの姿勢は、筋肉や骨格だけで支えられているわけではありません。
実は「脳」が、体性感覚(身体の感覚)・前庭覚(バランス感覚)・視覚(見る感覚)の3つを統合して姿勢をコントロールしています。
今回は、その中でも姿勢維持に深く関係する「視覚(見る力)」について解説します。
★視覚が担う4つの基本機能
視覚には、単に「見える」というだけではなく、次のような複数の機能があります。
視力:どれだけ鮮明に見えるか
両眼視:左右の目で奥行きや距離感を捉える
調節機能:ピントを合わせる力
眼球運動:対象を追ってスムーズに目を動かす能力
これらの情報をもとに、脳は「形」「傾き」「距離」「空間」を把握し、
自分の身体がどんな姿勢で立ち、どんな動きをしているのかを常に感じ取っています。
★周辺視野と中心視野の違い
視野は大きく分けて、中心視野と周辺視野に分かれます。
中心視野:色や形などの細かい情報を処理する領域
周辺視野:動きや位置の変化、空間の広がりを捉える領域
特に周辺視野は姿勢調整に強く関与しており、周囲の動きを捉えることで無意識に身体のバランスを取っています。
歩行中や立位で安定していられるのは、周辺視野が環境の変化を常にキャッチしているおかげです。
★周辺視野の低下と姿勢の崩れ
周辺視野は、加齢とともに少しずつ低下していきます。
その結果、空間の動きや距離感をつかみにくくなり、身体の位置感覚が鈍くなります。
この状態では、頭が前に出やすくなったり、背中が丸まるなど、猫背姿勢やバランスの崩れが起こりやすくなります。
また、周辺視野の低下は交通事故の増加にも関係しているといわれています。
★視覚と首(頚椎)の関係
視覚機能と首の動きは密接に連動しています。
首の奥にある後頭下筋群という筋肉は、頭の傾きや位置を感知するセンサーのような役割を担っています。
この固有感覚と眼球運動が協調して働くことで、頭部の位置を正確に保ち、姿勢の安定につながります。
しかし、長時間のデスクワークやスマートフォン操作によって
眼球運動の低下
首・肩の筋緊張
前方頭位(頭が前に出た姿勢)
が起こると、視覚と頚椎の連携が乱れ、猫背やストレートネック、肩こりといった不調を引き起こすことがあります。
★セルフケア▶︎目を動かすことで姿勢を整える
姿勢を改善するために、ストレッチや筋トレだけでなく「目の動き」を意識することも重要です。
日常生活の中でできる簡単な方法としては、
遠くを見る時間を増やす(ピント調整・眼球運動の促進)
周囲を見渡すように目を動かす(周辺視野の活性化)
動きに合わせて目線も誘導する(眼球運動と身体運動の連携)
これらを行うことで、背中や首の緊張が自然にゆるみ、
身体全体のバランス感覚が改善していきます。
⚫︎まとめ
視覚は「見るため」だけではなく、
私たちの姿勢を保ち、身体を安定させるための重要な感覚システムです。
特に、加齢や生活習慣によって低下しやすい「周辺視野」や「眼球運動」を意識的に使うことは、
姿勢改善や首・肩の不調予防に大きく役立ちます。
日常の中で少しだけ「遠くを見る」「目線を動かす」ことを意識してみましょう。
それが、あなたの姿勢を整える第一歩になります。
▽ こんな方におすすめです
猫背・ストレートネックが気になる方
デスクワークやスマホ時間が長い方
首・肩のこり、目の疲れを感じやすい方
加齢による姿勢の崩れが気になる方